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古代グデリ帝国続編 ミラボレラ都市の行方

第2話:命式ではこうなる
挿絵

* * *

ボームは、なんのために生きているかはわからないが、AIに自分の生年月日を入れて、どんな目的や使命があって産まれてきたのかを聞いてみた。

すると、音楽好きが幸せになる場所やブランドを作る使命があるそうで、あと七年後ぐらいから話が進んだりするそうで、ライブをしたりクラブみたいな場所を作ったり、

フェスをしたり、音響的な文化施設みたいなのも五十代以降に作ることも考えられるとAIが言ってきた。

ボームはそんな使命を持って産まれてきたが、現在は障害者雇用で月十万ぐらいを稼ぎながら生きていた。タイミング的に停滞する時期でもあるみたいだけど、それがあけたらかなりいい状態になるらしい。

とりあえず七年ぐらい耐えながら計画をしようと、ボームは考えた。

* * *

街には十四歳のバルクという男子がいた。彼の使命は何かというと、三十四歳ぐらいにレコード屋やおしゃれな店をやるという命式を持っていた。

この街には、そんな街を盛り立てる命式を持つ者もいた。

伝説にもなるようなライブアクトになるような命式を持つ人間もいた。エコーという若者もその一人だった。

ボームが状況を作り、街は変わり、エコーやバルクみたいな人間がさらに街を音楽で活性化させる──そんな使命があるようだ。

フェスも開催されるのか、おしゃれなレコード屋もできるのか。この街が?と誰もが思うような街だった。

この街はそんな気配はないけれど、何年後かに街は変わるだろうと予言されていた。